この記事の監修 山本 貴大 / ケンテク編集長

150社以上のマーケティング/コンサルティング支援実績。認定支援機関と連携した補助金計画書の作成支援も手がける。

求人を出しても応募が来ない。せっかく入社しても3年以内に辞めていく。建設業の人手不足はもう何年も前から深刻ですが、待っていても自然に解消することはありません。

中小建設会社が限られた予算と人員で人手不足に向き合うには、「採用」と「定着」の両面から手を打つ必要があります。コストゼロで今日から改善できる施策もあれば、半年〜1年かけて体制を整える施策もある。優先度をつけて、できることから着手しましょう。

建設業の人手不足 — 数字で見る構造的な問題

感覚ではなく、データで現状を押さえておきます。

指標数値出典
建設業就業者数ピーク時(1997年)685万人 → 約480万人総務省「労働力調査」
55歳以上の割合約35%国土交通省
29歳以下の割合約10%国土交通省
有効求人倍率全産業平均の約5倍厚生労働省「一般職業紹介状況」
3年以内離職率(高卒)約40%厚生労働省「雇用動向調査」

特に深刻なのは年齢構成の歪みです。55歳以上が約35%を占める一方、29歳以下はわずか約10%。10年後には現在の就業者の3分の1以上が引退年齢に達します。今採用・育成を積み上げなければ、10年後に現場を回す人材がいなくなります。

2024年4月の残業上限規制(2024年問題)により、実質的な労働力供給がさらに収縮しています。残業時間が制限されれば、以前と同じ現場数を回すには単純計算で人数が増えなければなりません。採用競争はこれからさらに激しくなります。

出典: 建設業を取り巻く現状と課題 — 国土交通省、2024年

給与・待遇の「見える化」 — コストゼロで今日から改善できる

建設業の求人が敬遠される最大の理由は「給与や待遇がわからない」こと。日給月給の仕組みが外部から見えにくく、残業代・手当の計算が不透明、福利厚生が明記されていない求人が多いのが実態です。

マイナビが2024年に実施した「転職活動に関する調査」では、求職者が求人票で最も重視する情報として「月収・年収の目安」が1位になっています。具体的な数字がない求人は、最初のふるい分けの段階で選ばれません。

求人票の改善ポイント

  • 月給の「幅」ではなく「モデル年収」を明記する(例: 入社3年目・30歳で年収450万円)
  • 残業時間の実績を正直に書く(例: 月平均20時間)
  • 賞与の実績を書く(例: 前年度実績3.5ヶ月)
  • 有給取得率を書く(例: 年間取得率70%)
  • 資格手当を一覧で明記する

「頑張り次第で高収入」のような曖昧な表現や、実態と乖離した給与レンジは逆効果です。求職者は複数の求人を比較しているため、具体的な数字がある会社に応募が集中します。

建設業の年収データ — 自社のポジションを確認する

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、建設業の年収中央値は約450万円。施工管理技士の有資格者は500〜600万円が相場です。自社の給与水準がこの相場を下回っているなら、まず処遇改善が先になります。賃上げ原資の確保にはデジタル化・AI導入補助金人材確保等支援助成金の活用も検討してください。

出典: 賃金構造基本統計調査 — 厚生労働省

求人チャネルの多角化 — ハローワークだけでは若手に届かない

ここまで読んだ方へ

建設業のDX・採用・補助金活用について、無料でご相談いただけます。150社以上の支援実績をもとに、御社に合った解決策をご提案します。

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中小建設会社の多くがハローワークと紙の求人誌だけに頼っています。しかし、20〜30代の求職者はスマホで仕事を探します。

総務省「令和5年版情報通信白書」によると、20代の転職活動においてインターネット経由の求人サイトを利用した割合は80%を超えています。ハローワーク掲載だけでは、若い求職者のほとんどに届いていないことになります。建設業で実際に応募が来やすい求人サイトは建設業向け求人サイト比較で整理しています。

建設業で効果のある求人チャネル

チャネルターゲット費用感向いている企業
Indeed全年齢無料〜(有料掲載で露出UP)全ての建設会社
助太刀建設業経験者要問合せ即戦力を探す会社
CAREECON建設業界特化要問合せ施工管理経験者を探す会社
Instagram / TikTok10〜20代無料(運用工数)若手を採用したい会社
自社採用サイト全年齢制作費のみ継続的に採用する会社
リファラル(社員紹介)経験者紹介報奨金定着率を上げたい会社

自社採用サイト + Indeed連携が最もコスパが良い

中小建設会社にとって費用対効果が最も高い組み合わせは、自社採用サイトとIndeed連携です。自社サイトで会社の魅力を伝え、Indeedに無料掲載で露出を確保する。応募者は自社サイトで詳細を確認してから応募するため、入社後のミスマッチが減ります。

自社採用サイトの制作には小規模事業者持続化補助金(従業員20名以下、補助率2/3)が使えます。

リファラル採用の活用

既存社員からの紹介(リファラル採用)は、採用コストが低く定着率が高いという特徴があります。社員が「自分の知人に勧められる職場かどうか」を問う制度でもあるため、紹介が出るということは会社の信頼感の証でもあります。

紹介した社員に支払う紹介報奨金は3〜10万円程度が相場です。外部の人材紹介会社を使う場合の費用(採用者年収の30〜35%)と比べると、大幅にコストを抑えられます。

未経験者の採用と育成 — 経験者の争奪戦から降りる

建設業の経験者は完全な売り手市場です。中小建設会社が大手ゼネコンと同じ土俵で経験者を獲り合っても勝ち目は薄い。発想を転換して、未経験者を育てる体制を作るほうが中長期で見れば確実です。

未経験者が建設業を選ぶ理由

「手に職がつく」実感がある、資格を取れば確実にキャリアアップできる、作ったものが形として残る達成感、施工管理技士は平均年収500万円超と意外と高い。これらの魅力を求人情報でしっかり伝えていますか。

リクルートキャリアの調査では、建設・不動産への転職を検討する異業種出身者が増加傾向にあり、「手に職をつけたい」「給与を上げたい」という動機が上位に来ています。この層に適切にアプローチできれば、採用の選択肢が大きく広がります。

育成ロードマップの見える化

期間やること到達目標
入社〜1ヶ月安全教育 + 現場見学 + 先輩に同行現場の基本ルールを理解
1〜3ヶ月OJT(先輩とペアで作業)基本的な作業を一人でできる
3〜6ヶ月資格取得支援開始初級資格の取得
6ヶ月〜1年小規模現場の担当現場を任せられるレベル

ポイントは育成の「見通し」を入社前に伝えること。「入社後に何ができるようになるか」が見えれば、未経験者も安心して応募できます。逆に「現場で覚えろ」では、今の若手は来ません。

未経験者の試用期間中はトライアル雇用助成金(最大12万円/人)を活用できます。資格取得研修には人材開発支援助成金(経費の45〜75%)も使えるため、育成コストの大部分をカバーできます。

外国人材の活用 — 制度理解が受入れの第一歩

建設業における外国人就労者数は年々増加しており、国土交通省の統計では2023年末時点で建設分野の特定技能1号在留者数は約2万人を超えています。人材不足が深刻な工種(型枠大工、左官、鉄筋など)では、外国人材の活用が現実的な選択肢になっています。

在留資格の整理

在留資格対象期間特徴
技能実習(育成就労に移行予定)開発途上国からの実習生最長5年監理団体を通じて受入れ。2027年度から育成就労制度に移行予定
特定技能1号建設分野の技能を持つ外国人最長5年即戦力として就労可能。JAC加入が必須
特定技能2号高度な技能を持つ外国人無期限家族帯同可能。長期的な戦力として期待

2027年度から現行の技能実習制度は廃止され、「育成就労」制度に移行します。育成就労制度では、本人の意思による転籍が一定条件下で認められるため、受入れ企業の側でも待遇改善への取り組みが求められます。

受入れ時の注意点と費用感

住居・生活支援の整備、日本語教育のサポート、母国語での安全教育資料の準備、文化の違いを理解した双方向のコミュニケーション。これらは「やったほうがいい」ではなく「やらないと定着しない」ものです。

特定技能1号での受入れには、JAC(一般社団法人建設技能人材機構)への加入が必須で、JACへの会費は従業員数に応じて月額2〜3万円程度です。加えて在留資格の手続き費用や支援コストを含めると、1人あたりの初期費用は20〜40万円の見当になります。

受入れの詳細な手順は特定技能外国人の受入れ完全ガイドで解説しています。

DXで「少人数でも回る現場」を作る

人手不足を「採用」だけで解決しようとすると、人件費が際限なく膨らみます。DXで一人あたりの生産性を上げれば、少ない人数でも現場が回る体制を作れます。

国土交通省が推進するi-Constructionでは、ICT施工の採用による生産性向上を目標に掲げており、ICT活用工事の件数は年々増加しています。大型工事でのドローン測量やICT建機の活用が進む一方、中小建設会社では施工管理のデジタル化から始めるのが現実的です。

DXで削減できる業務時間

業務Before(手作業)After(DXツール導入)削減効果
現場写真の整理月20時間月3時間85%削減
日報作成1日30分1日5分83%削減
勤怠集計月3日即日完了90%削減
工程表の更新週2時間リアルタイム自動更新95%削減
見積書作成1件2時間1件30分75%削減

月間で約50〜80時間の業務削減が可能です。これは実質的に「0.5人分の労働力」に相当します。生産性を上げて余力が生まれたタイミングで建設業の入札情報を検索することを習慣にすれば、人手不足で取りこぼしていた公共工事の受注機会を取り戻せます。

DXツールの導入にはデジタル化・AI導入補助金(費用の1/2〜3/4を補助)が使えます。施工管理アプリの選び方は施工管理アプリ比較で詳しく紹介しています。

定着率の改善 — 辞めない環境が最大の採用戦略

採用しても3年以内に40%が辞めるのであれば、10人採用しても4人しか残りません。採用コスト1人あたり50〜100万円を考えると、定着率の改善は採用予算の節約に直結します。

リクルートワークス研究所の「大卒3年後離職率の推移」では、建設業は製造業や情報通信業と比較して離職率が高い傾向が続いています。この差は給与の問題より「労働環境」の差から来ているとされており、残業時間の長さと休日の取りにくさが最大の要因です。

若手が辞める理由

厚生労働省「雇用動向調査」のデータを建設業に当てはめると、離職理由のトップ5は長時間労働(残業が多い)、人間関係(上司・先輩との関係)、将来のキャリアが見えない、給与への不満、休日が少ない、です。

注目すべきは「将来のキャリアが見えない」が3位に入っていることです。建設業は資格によるキャリアパスが比較的明確な業界ですが、それを会社として体系化して若手に伝えられている会社は多くありません。

定着率を上げる4つの施策

残業時間の管理を徹底することが最優先です。勤怠管理システムを導入して残業時間を「見える化」し、月45時間を超えそうな社員にはアラートを出す。「残業が当たり前」の文化は経営者から変える必要があります。詳しくは建設業の働き方改革をご覧ください。

メンター制度も効果が大きい。年齢の近い先輩を「メンター」として若手に付け、週1回15分の1on1ミーティングを実施する。仕事の悩みだけでなく生活面の相談にも乗れる関係を作ることで、「一人で抱え込んで辞める」パターンを防げます。

キャリアパスの明示も欠かせません。「3年後、5年後、10年後にどうなれるか」を見える化し、資格取得のロードマップと資格手当の金額を具体的に示す。将来が見えない会社に若手は残りません。

週休2日の実現については建設業の週休2日制導入ステップで段階的な移行プランを紹介しています。

定着コストの試算

仮に離職率を40%から25%に改善した場合、従業員20人の会社では年間3人の採用コスト削減になります。採用コストを1人あたり70万円とすると、年間210万円の費用削減です。これだけの原資があれば、メンター制度の導入費用や勤怠管理システムの導入費用を十分カバーできます。

採用広報 — 「知られていない」が最大のハンデ

大手ゼネコンは知名度だけで人が集まります。中小建設会社は「知られていない」ことが最大の障壁です。

SNSでの発信

Instagram、TikTok、YouTubeは建設業の採用広報と相性がいい媒体です。Instagramでは現場のビフォーアフターや完成した建物の写真、TikTokでは若手職人の一日密着や「建設業あるある」、YouTubeでは社長メッセージや社員インタビューが効果的です。

ポイントは「嘘のない発信」。無理にキラキラした内容を作る必要はありません。建設現場のリアルな姿を見せることが、本当にこの仕事に興味がある人に届きます。

実際に、TikTokで職人の仕事ぶりを投稿していたある中小建設会社では、フォロワー数1万人を超えたタイミングで月に3〜5件の採用問い合わせが来るようになったという事例があります(個人運営の建設アカウントの実例)。

自社採用サイトの充実

社員インタビュー(入社の理由、やりがい、一日の流れ)、福利厚生の詳細(家賃補助、資格取得支援、退職金制度)、年次別・資格別の実際の給与モデル、現場の雰囲気がわかる写真・動画。この4点が揃っていれば、他の中小建設会社より確実に一歩リードできます。

採用サイトの制作費用は業者に依頼すると30〜100万円程度ですが、小規模事業者持続化補助金(補助率2/3、補助上限50〜200万円)を活用すれば実質的な自己負担を大幅に抑えられます。

建設キャリアアップシステム(CCUS)の整備と採用への活用

CCUSは、建設技能者の就業履歴・資格・保有スキルを一元管理するシステムです。国土交通省が普及を推進しており、2023年以降は公共工事の入札条件にCCUS登録を求める自治体が増えています。

採用面でのCCUSの活用価値は意外と知られていません。求職者がCCUSのカードを持っている場合、過去の就業履歴と資格をシステム上で確認できるため、経験のスクリーニングが効率化します。逆に「CCUS登録を会社側が整備している」ことを求人票に明記すると、技能者にとって「自分のキャリアが正しく記録・評価される会社」というメッセージになり、応募のフックになります。

技能者の登録料(1人あたり2,500〜4,900円)と年間管理費(0〜2,400円)は自治体によっては補助の対象になっています。所在地の自治体への確認を推奨します。

出典: 建設キャリアアップシステム(CCUS) — 一般財団法人建設業振興基金

採用コストの実態と費用対効果の考え方

人材不足に悩む経営者ほど「採用にお金をかけたくない」と考えがちですが、採用にかかるコストと採用しないことで失うコストを比較すると、多くの場合は積極的な採用投資のほうが経営上の合理性があります。

採用チャネル別のコスト比較

チャネル1採用あたりのコスト目安特徴
ハローワーク実質無料〜数万円(社内工数)母集団は多いが若手層へのリーチが弱い
Indeed(無料掲載)実質無料〜5万円(社内工数)表示数は多い。写真・待遇の充実が鍵
Indeed(有料)5〜20万円検索上位表示。費用対効果が測定しやすい
建設業特化サービス(助太刀等)30〜80万円経験者へのリーチが強い
人材紹介会社採用者年収の30〜35%(150〜200万円)採用数が少ない会社向き。採用保証あり
リファラル(社員紹介)3〜10万円(報奨金)定着率が高い。信頼できる人材が来やすい

年収400万円の施工管理者を人材紹介で採用すると、手数料だけで120〜140万円がかかります。これに比べると、月数万円の採用サイト運用費や広告費は投資効率が高い。採用広報への継続的な投資が長期的に効いてくる理由はここにあります。

採用にかかる見えないコスト

採用担当者が選考に費やす時間(書類選考・面接)も立派なコストです。書類選考で1人30分、面接で1人1.5時間使い、採用まで20人と面接するとすると、選考工数だけで約40時間。時給3,000円の役員が担当すれば12万円の機会損失です。

IndeedのAI活用機能やATS(採用管理システム)を使うと、書類選考・日程調整の自動化ができ、選考工数を30〜50%削減できます。採用管理システムの月額は3〜5万円程度で、年間では36〜60万円ですが、選考コストの削減と採用精度の向上で十分回収できます。

優先度マップ — 何から着手するか

人手不足の解消に魔法の杖はありません。採用と定着の両面から、自社の状況に合った施策を組み合わせることが大切です。

優先度施策コスト効果が出るまで
最優先給与・待遇の見える化(求人票の改善)無料即日〜1ヶ月
最優先求人チャネルの多角化(Indeed無料掲載から)無料〜低コスト1〜3ヶ月
定着率の改善(勤怠管理・メンター制度)低〜中コスト3〜6ヶ月
DXで生産性向上(補助金活用可)中コスト(補助金で軽減)1〜3ヶ月
未経験者の採用・育成体制の構築中コスト(助成金で軽減)6ヶ月〜1年
採用広報(SNS・採用サイト)低〜中コスト3〜6ヶ月
中〜長期外国人材の活用中〜高コスト6ヶ月〜1年

コストゼロで今日から始められる「給与・待遇の見える化」と「Indeed掲載」から着手し、並行して中期的な施策(DX・育成体制・採用広報)を準備する。この順番がもっとも効率的です。

採用計画の立て方 — 「急募」から脱却する

中小建設会社で多いのが、「現場が足りなくなってから急募を出す」というパターンです。急募の求人は条件面が曖昧になりやすく、入社後に「聞いていた話と違う」というミスマッチが起きやすい。採用を年間計画で進めることで、この悪循環を断ち切れます。

3〜5年の採用計画を作る

現在の従業員の年齢構成から、3年後・5年後に定年退職・引退が見込まれる人数を計算します。加えて、現在の離職率から毎年何人が辞めるかを予測します。この2つを合算したのが「補充採用の必要数」で、さらに事業拡大計画があれば増員分を加えます。

たとえば従業員20人の会社で、5年後に引退見込みが3人、毎年の離職が2人だとすると、5年で13人の採用が必要です(2×5+3)。年間2〜3人のペースで採用する計画を立てれば、常に求人チャネルを稼働させておくことが合理的とわかります。

採用カレンダーを作る

建設業は繁閑の差があるため、採用活動も時期によって有利・不利があります。高校・専門学校・大学の卒業採用は3月が集中します。転職希望者は1〜3月と7〜9月が多い(年度替わりと夏ボーナス後)。この時期に合わせて求人の露出を強化する「採用カレンダー」を作っておくと、採用効率が上がります。

建設業の繁忙期(3〜6月、9〜11月)と採用活動が重なると、面接対応の時間が取れなくなります。面接担当者のスケジュールも採用計画に組み込んでおくことで、「応募が来たのに対応できなかった」という機会損失を防げます。

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採用施策の実装事例と関連助成金は次の記事で具体的に解説しています。

参考情報

よくある質問

建設業の人手不足の原因は何ですか?
就業者の高齢化(55歳以上が約35%、29歳以下は約10%)、有効求人倍率が全産業平均の約5倍、2024年問題による実質的な労働力減少、若者の建設業離れが主な原因です。構造的な問題のため、自然に解消することはありません。
建設業の人手不足を解消するために最優先ですべきことは何ですか?
給与・待遇の見える化(求人票にモデル年収や残業実績を明記)と求人チャネルの多角化(Indeed無料掲載から)が最優先です。この2つはコストゼロで今日から改善できます。
外国人材の活用方法にはどのようなものがありますか?
技能実習(最長5年、2027年度から育成就労制度に移行予定)、特定技能1号(即戦力として就労、最長5年)、特定技能2号(在留期間上限なし、家族帯同可能)の3つの在留資格があります。特定技能1号はJAC加入が必須です。
DXで人手不足を解消できますか?
DXツール導入で月間約50〜80時間の業務削減が可能で、これは実質的に0.5人分の労働力に相当します。現場写真の整理、日報作成、勤怠集計などを効率化でき、デジタル化・AI導入補助金で導入費用の1/2〜3/4が補助されます。
建設業の若手の離職率はどれくらいですか?
建設業の3年以内離職率は約40%(高卒)です。長時間労働、人間関係、将来のキャリアが見えないことが主な離職理由で、定着率の改善には勤怠管理の徹底、メンター制度、キャリアパスの明示が有効です。
未経験者を建設業に採用するにはどうすればよいですか?
手に職がつくこと、資格で確実にキャリアアップできること、年収が意外と高いことを具体的に伝えます。入社後の育成ロードマップを提示し、1年後にどうなれるかの見通しを示すことが重要です。トライアル雇用助成金(最大12万円/人)も活用できます。
建設業の採用で最もコスパの良い方法は何ですか?
自社採用サイト+Indeed連携の組み合わせが最もコスパが良いです。自社サイトで魅力を伝え、Indeedに無料掲載で露出を確保。入社後のミスマッチも減り、中長期でコストを大幅に削減できます。

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